ランジェリーコーデは春ファッションの流行だけど、極端な肌見せはNG

レースだったり、シースルーだったり、オーガンジーだったり…。
春夏シーズンになって来ると、ここ数年、毎年のように進化系の肌見せアイテムが出て来ていますが、今年は、その路線が、さらに進んで、ランジェリー風のワンピースが登場したり、ベッドサイドで着るようなナイトガウン風の羽織ものも登場したりしています。
「そうか、今年の春服では、肌の露出全開で、女の匂いをプンプンさせるような路線が戻って来たのね。」
…って思う方も多いかもしれませんが、確かに、透ける素材のアイテムは、バリエーションが豊かになり、かなり充実して来ています。
ただし、健康的に肌見せする「ヘルシーセクシー」のトレンドも、以前として継続中なので、大胆に肌を見せるセクシーさよりは、やっぱり「上品さ」や「ヘルシーさ」が重視されています。
繊細なチュールレースやサテンなど、異なる素材のレースを掛け合わせ、一見、透けてないように見えるけれど、よく見ると透けているものや、部分的に肌見せになっているアイテムが充実しているのもその現れ。
着こなしでは、透けるトップスの下にインナーを着たり、スリット入りのスカートの下にレギンスをはいたり、レイヤード(重ね着)を駆使して、極端な肌見せにならないようなコーデが人気です。
ミックスコーデが好きな人は、フェミニンな透けるアイテムに、スポーツアイテムを合わせたり、デニムパンツを合わせたりする…という手もあります。
レース柄ブラウスにデニムを合わせる春コーデ

デニムとレース柄のトップスを合わせた春コーデで言うと、20代~30代の女性に人気のブランド、Salon de Balcony(サロン ド バルコニー)が、ペイントデニムと裾レース柄ブラウスを合わせたコーデを提案しています。
クラシカルなレース柄と、デニム素材は意外に相性がよく、春らしいパステルカラーのペイント模様も華を添えていますよね。
靴は、スニーカーでもいいですが、フェミニンなトップスに合わせて、ヒールが高めのパンプスにすると、バランスの取れたコーディネートになります。
刺繍入りガウンにワイドパンツを合わせるコーデ

Lily Brown (リリーブラウン)の刺繍入りシフォンガウンは、動くたびふわりと空気をはらむシフォン仕立てで、美しい曲線を描くドレープがクラシカルな雰囲気をかもし出しています。
寝室で着ていたような雰囲気もあるシースルー素材のガウンですが、プリーツが入ってくしゅっとしたワイドパンツを合わせることによって、この春トレンドのエフォートレスなコーディネートになります。
付属のストリングスの先端には、タッセルがあしらわれているので、春の楽しい気分を盛り上げてくれます。
かっちりしたパンプスと合わせれば、フェミニンなきれいめコーデになるし、デニムパンツに合わせれば、バランスの取れたミックスコーデになります。